昭和二十六年十二月六日  『御教え集』五号 (4) 

御伺い S・G(二八歳)昭和二〇年に一家全部入信、大光明如来様を御奉斎させていただいております。長男T(一歳)は一一月四日ごろから頭の浄化をいただき、三日間ほど高熱が続き、その後も下がらずたびたび吐き気を催しますが吐きません。耳を掻き、毒血が出ると、いくらかおとなしくなります。食欲はございません。右は祖霊の戒告でございましょうか。またはふつうの頭の御浄化でございましょうか。

御垂示 これは、ふつうの頭の浄化ですね。頭に毒血がありますから、ですから吐き気もそのためですよ。頭を良く浄霊してあげれば……これは力が入るんだな。こういうのは、力を抜けば、どんどん良くなるんですがね。それから、ここ(頸部)をやってやる。ここに熱があると、前頭部に熱がある。そうすると吐き気を催す。食事は入るんですか。

御伺い 少し入ります。

御垂示 お乳ですね。

御伺い 摺り粉でございます。

御垂示 なんでも良いですからね。

御伺い 母乳を摂らず、熱は少なくなっております。ややこしい家庭でございまして。

御垂示 しかし、この状態では、頭に毒があるんですよ。だから、なんでもないんですがね。どんどん治るわけだがね。もう一息です。力を抜いてやってご覧なさい。

「『御教え集』五号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年12月06日