御伺い 私の夫(警察官。二五歳)本年二月一八日、風呂で卒倒しその後勤務先でも二回あり、二月二五日より頭重、目まいが伴い、身体がだるくなり医診を受けました。ところが、心臓が少し弱っているだけで、たいしたことはないとのことで、無理に出勤しておりましたところ、同月末日よりいっそうひどくなり床につくようになりました。それからは、発作的に発熱、心臓の鼓動が激しくなり、意識が遠くなるような状態が日に一、二度起るようになり、入院手当てを受けました。発作は小康を得ましたので退院し、自宅で静養いたしていましたがいっこう治らず、肩も凝り、四月末ふたたび発作が起るようになり、再度入院。その後は起きられなくなり、食欲も減退してまいりました。植物性神経失調症と言われ、発熱ごとに水または氷で冷やし重曹、ブドウ糖、テプロンの注射を用い、その他鎮痛剤、ブロムカリを毎日注射または服用しました。五月にお道のお話を聞き、御浄霊を受け、五月一〇日私が入信いたしましたが、医者を諦めることができませんでした。六月末ごろより足が冷たくなり始め、ついで頭も冷たく感じるようになり、極度に衰弱し、医者に見離され退院し、家で御浄霊をいただくようになり、体温が出てまいり喜んでおりましたところ、周囲の反対、本人もはっきりお道が解らず、ふたたび人の言うままに鍼、医者に通い、腰、肩などに注射三〇本打ちましたが、いっこうに良くならぬために、医療を捨てて御浄霊をいただくようになり、九月二三日主人も入信いたしました。一〇月初めには少し歩けるようにしていただき、同月六日よりN別院へまいり、御浄霊をいただいております。だんだん血色も出、食欲も普通人と変わらず元気になってまいりましたが、まだ目まい、頭重はすっきりせず、肩も凝り頭がぼっとして、常に夢見ているような状態が、前より激しくなりました。これは霊的でしょうか。私の婚約者であった現在の夫の兄が、三年前、川で心臓麻痺で死んでおり、祖父も卒中で死んでおります。なお、お道のことを解らなかった親も、最近少し解りかけてまいり、反対はいたしません。御屏風観音様をお祀りいたし、光明如来様はいただいておりますが、お祀りはまだでございます。いかがいたしましたら、早く御救いいただけましょうか。
御垂示 なーに、いい加減なものです。植物性神経なんて……どういうものだ。神経に植物性と動物性とあるとみえるね。これはなんでもないんですよ。これは、頚のまわりから肩にかけて凝りがあります。固まりがありますから、それをみてご覧なさい。それを溶かせば良いんです。ただ、長くかかりますが、これはきっと治りますよ。ところが、うっちゃらかしておけば、わけなく治るんですが、お医者に行っていろんな……氷で冷やしたり……氷で冷やすのは悪いですね。固めるからね。重曹、ブドウ糖……鎮痛剤……これが問題ですよ。これがここに凝りますからね。ちょうど、病気を増やしてもらったんですね。良かったですよ……このお道を知らなかったら、結局廃人みたいになるか命のどっちかですね。最初は脳貧血だったんですね。脳貧血というのは、ここ(頸部)に固まりがあります。溶けてくると……熱が出て溶けるんだからそうなるとぼっとするんです。それから目まいですね。頭が重い、ぼっとするのは、ここ(頸部淋巴腺)を見てご覧なさい。熱があって固まりがある。元は頸のまわりですね。心臓にもある。それをやると、治りますよ。早く光明如来様をお祀りして、その前に寝る。それから御神書を、本人が読めなければ、側で読んでやる。それから、霊的じゃありませんからね。これは、古い薬毒に新しい薬毒を足した。それが原因ですから、それを溶かせば良いんだから、ちっとも心配いりません。こういうのはたくさんあるんですよ。名をつければ、薬毒病と言うんでしょうね……いま、官吏、公務員の汚職事件ですね。あれは役得病でしょうね。