昭和二十六年十二月一日 『御垂示録』五号 (3)

〔 質問者 〕今年の夏、箱根で御教えいただきました西宮の井戸から石が出たということでございますが、漸くにして持ってまいりましたが、同時に会社を解散し競売することになりましたが、お蔭様でこちらが思っている通りの値段で売れました。しかし、工場の敷地が、道をはさんで両側にあり、別々に売れたために、稲荷を祀ってないほうに作るべきか、共同にすべきかということでございますが。

 共同が良いじゃないですか。会社は別でも、狐は喜びます。

「『御垂示録』五号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年12月01日