御伺い T・Y(昭和二三年二月入信。二七歳)昭和二二年一二月より左肺浸潤のため御浄霊をいただき、大学へ通学できるほどに良くなりました。しかるに本年四月ごろより咳(息を吸うときヒューと音がいたします)が続いたり良くなったりを繰り返し、八月ごろからは咳が頻繁となり御浄霊を毎日いただいております。医診では、右肺浸潤で熱は夕方六度七分から七度くらいの程度であり、痰はごく薄いのが出ております。咳はヒューヒューというのはなくなりましたが、未だに頻繁で特に夜激しくございます。御浄霊の急所、ならびに一日の回数につき御教示いただきたくお願い申し上げます。
御垂示 これはなんでもないですがね。肋間に毒があるんです。肋骨の間にね。胸から横腹にかけてね。押すと痛いですからね……じきに分かります。それから出るんですね。肺浸潤というのは、非常に良いんですよ。あんな結構なものはないですよ。こういう所の毒が溶けて、痰になって出るんですからね。この人は、薄い痰だからじき治りますが、浄霊に力が入るからですよ。力を抜けば、こういう所なんか、どんどん溶けますがね。それから、ここをやったら良い……顎の下ですね。そこに必ず熱がありますよ。
「『御教え集』四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p187」 昭和26年11月28日