御伺い M・Y(四〇歳)心臓喘息のため五年前に入信(約一五年前発病、エフェドリンを多量に使用)徐々に快方に向かわせていただきましたが、九月末より頭部、脊髄に高熱の浄化をいただき、痛みはなく常に朦朧としており、一〇月末ごろより腎盂炎のように頭、頚筋、手先に、ぐっしょりと一日数回発汗あり、腎盂の御浄霊により発汗は止まり熱も下がりましたが、頭がはっきりせず、脈拍は一一〇くらい常にありまして、身体中調べても、熱は左の肩甲骨の所に少々あるのみにて、他には見あたりません。食事は一日二回、軽く二杯ずつで衰弱がひどく、なかなか回復いたしません。最近、近親者より医診を奨められておりますが、本人は真剣におすがりいたしおり、医診を好みませんが、御浄霊により御救いいただけましょうか。また今後どのようにさせていただきましたらよろしゅうございましょうか。
御垂示 これは順調にいってますがね。食欲が少ないために衰弱している。熱が出て発汗した……というのは非常に結構ですがね。エフェドリンを多量に使用した……この薬毒ですからね。だから、エフェドリンが出るまで……こういうことが、チョイチョイあります。そのつもりでやらなければならない。それから、肩甲骨に熱があるというから、そこを浄霊するんですね。まだ……喘息が治るには、どうしても二、三年かかりますよ。長い喘息はね。この人のは、一五年の喘息ですから、二カ月や半年で治るはずがない。気長に、できるだけ食欲の出るようにして、衰弱しないようにすれば治ります。食欲がないのは熱のためですから、肩甲骨の所から熱が出るから、そこを良く浄霊してやる。それから、医者を奨められてますが、いけないと言えば、医療妨害になるから、いけないとは言えないが、本を読ませるんですね。御神書をね。特に病気の所を。そうして、本人に心から解らせるんですね。
御伺い S・S(三四歳)右半身不自由にて、六月より御浄霊をいただいておりますが、七日に一度くらい手足が引き吊り、紫色に変わり、シャックリをして、意識不明になり、最近では一〇分か五分で元に戻り、あとはケロリとしておりますが、顔は少し腫れます。口はきけませんが、朝夕仏前にてお経を奏げます。また君が代などを歌い、また子供の名をときどき呼びます。医診では、脳血栓と言われました。病人の妻は九月に入信させていただきました。現在足を引きずりながら歩けるようになりましたが、その他は変化ありません。病人はよく肥り、血色も良く、本人ならびに家族も一生懸命にお願いいたしております。御浄霊はどこをさせていただきましたらよろしいでしょうか。また、霊的になにか関係がございましょうか。
御垂示 ケロリとして……死霊が憑るんですね。いまはお経じゃ駄目なんです。お経じゃ効き目がないんです。霊的関係……じゃない。霊的ですよ……病気はね。七日に一度……これは、死んだ病人が、そういう状態で死んだんです。それが、あの世に行って浮かばれない。それで頼ってくるんで、この人に憑る。癲癇ですね。これは、光明如来様をお祀りしてないですか。
御伺い まだでございます。
御垂示 これが第一ですね。それと、御屏風観音さんはまだですか。
御伺い まだでございます。
御垂示 それが根本だから、それをやらなければならない。それをやらなくても治りますが、ずっと暇がかかる。それをやると、ずっと早く治る。何分の一かになる。死霊が救われないんだから、できるだけ本を読ませるんです。神様の本をね。
御伺い 本も読めないような状態でございますが。
御垂示 それじゃ、奥さんかなにかが読んで聞かせる。結局治りますがね。たいしたものではない。この霊を救ってやれば良いんですからね。仏教ですか。仏様はありますね。何宗ですか。
御伺い 門徒でございます。
御垂示 いま言ったようにしてやりなさい。