昭和二十六十一月十一日  『御教え集』四号 (5)

御教え これは、この間、地方宣伝のために松井さん、鈴木さん、アザブ伸、鹿島秀月さんたちが、四人行った。そのときに私に原稿を書いてくれと言うので、そこで、書いた原稿です。

(御論文「舌に代えて」朗読)〔「著述篇」第九巻五六六-五七〇頁〕

 善悪のことを、よく言いますがね。これはあんまり説いた人はないし、それから、なかなか説けないですよ。けれどもだれでも、なんのために悪というのはあるんだと言う……神様のことが分かるほど、そういう疑いが起るんです。で、悪というのは、たいへんな大きな役目をしたんです……いままではね。それと、将来悪というのは、どういうことになるかと言う、その関係ですね。それを、できるだけ分かりやすく書いたんです。

(御論文「善と悪」朗読)

「『御教え集』四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年11月11日