御伺い 信徒O・Y(一一歳)、一一月七日より頭痛を訴え、一回の御浄霊後、全身発熱、頭痛はいっそう激しくなり、軽い咳を伴い右胸部、下腹部に激痛を加え、頭部以外は、御浄霊をするとすぐ痛みはなくなりますが、痛みの箇所が胃部、胸部、横隔膜などへ転々と移動し、頭痛以外は、短時間にて楽になります。頭の中心は、御浄霊六回にて熱も三七度ほどとなりましたが、なお軽痛が残っております。浄化発生より三昼夜にて、衰弱度強く両眼充血し、黄色の目脂が出始めました。時折憑霊現象のような言葉を発しますが、意識は判然としております。憑霊現象のようなときは、腹に長い虫がいて、祝詞奏上のときは苦しんで暴れ、善言讃詞奏上のときは静かに聞いており、非常に楽になった。また咽喉にいた虫は、知らない男の人が取ってくれて楽になった、など申しました。食欲はふつうの半分程度にて、眠ったとき口の中でブツブツ言っております。家族全部入信し大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させていただいております。
御垂示 これは、最初脳膜炎だったですね。軽い脳膜炎ですね。これもやっぱり蛇の霊が憑いてます。痛みが移動しますからね……霊はね。蛇の霊は割合弱いですよ。どんどんいきますからね。追っかけていってやると、だんだん弱ってくる。脳膜炎のほうは峠を越したから、もう良いですよ。両眼充血し、というのは、峠を越した状態です。毒が溶けて出てきたんです。善言讃詞奏上のときは……これは良く祝詞のなにを現わしている。天津祝詞……あれは浄め方が強いですから、そこで苦しい。善言讃詞のほうはずっと柔らかい働きをするからで、それが良く現われてますね。咽喉の虫……というのは、他の虫ですね。蛇の子かもしれないがね。男の人というのは、神様です。これはたいしたことはないです。だんだん良くなりますからね。心配いりません。