昭和二十六年十一月八日  『御教え集』四号 (8)

御伺い S・T(一五歳)九月一二日発熱、頭および首が痛み下痢があり、二人の医師が心臓病と診断し見離され、その後今日も臥床できず、座り続けております。寝ますと胸部が苦しく、家族の者に交替で身体全体を撫でさせ困らせます。御浄霊は日に二回させていただいております。御浄霊の箇所を御垂示のほどお願い申し上げます。

御垂示 名前が良くないね。頭および頚が痛み……この浄化ですね。こういうのはきっとこれ(頚部淋巴腺)ですね。これをやると、割合治りが良いです。下痢……結構です。これは頭の毒が溶けて、下痢になるんだから、非常に結構です。

御伺い 膝から下、手の甲が浮腫んでおります。

御垂示 それは薬毒ですよ。薬毒が垂れていって、浮腫んでいる。それから、手が浮腫むのは、たいてい注射です。注射が溶けると、手が浮腫みますからね。これは、その箇所を浄霊すればなんでもないです。割合早く治ります。寝ますと胸部が苦しい……というのはここ(胸部)です。肺が圧迫されるから苦しいんです。こう(左下)寝ると苦しいというのはこっち(右側)に毒があるから苦しい。こっち(右下)に寝ると苦しいというのはこっち(左側)に毒があるからです。これは胸をやってやると良い。治りますがね。たいしたことはない。薬毒ですから、いま言ったようにやれば治ります。

「『御教え集』四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年11月08日