〔 質問者 〕御守護いただきまして渡米した立松文治<たてまつぶんじ>さんでございますが、最近ノートルダムで、朝鮮に従軍した記者が。
【 明主様 】ノートルダムと言うと、アメリカですか。私はフランスかと思った。
〔 質問者 〕学業の中心地で、ノートルダム大学というのがあるそうです。そのとき戦闘機の写真を現像すると、大空いっぱいにキリストの霊写真が出たそうで、あちらのほうで、キリストの再臨が来たので世界中たいへんなことになると、評判が立ちましたそうです。なにか意味があるものかと言うのでございますが。
【 明主様 】それは、大いに意味がありますよ。それは精しく書くわけにはいかないです。仮に、私がキリストの再臨だということが分かったらたいへんです。世界中の人間が、とても来て……仕事ができやしない。『文明の創造』なんか、書けやしない。だから、ぼやかしてあるわけですね。ですから、大いに意味がある。それを知らせるのは時期が早いから……そういうふうに書いてやると良い。それから、メシヤ教と大いに関係のあることだということも書き添えて良いですね。その中の新聞に出して良いようなのは……手紙を私によこしてください。阿部さんに出してください。
〔 質問者 〕また、バハイ教の幹部に会ったところが、キリスト、マホメットの予言をしたというのは、おそらく明主様だろうと言っているそうです。
【 明主様 】私が預言者ですか。それはちょっと違う。まあ、そんな点で結構です。
「『御垂示録』四号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p331~332」 昭和26年11月08日