昭和二十六年十一月八日 『御垂示録』四号 (24)

〔 質問者 〕先ほどのお焼きしました御神体の灰は、どこに捨てましたらよろしいでしょうか。

【 明主様 】灰はどこに捨てても良いです。そのときはすでに霊は抜けてます。物質ですからね。

 

〔 質問者 〕その場合に、御書体のみ取り替えさせていただくのは、いかがでしょうか。

【 明主様 】そうですね。それで良いですね。表装がもったいないからね。けれども、なるたけなら……いさぎ良く……表装もたいしたものじゃないから……焼いたほうが……そのほうが気持ちが良いです。どのくらい経っているんですか。

 

〔 質問者 〕まだあまり年数が経たない信者で、一ヵ月お掛けしないくらいでございます。

【 明主様 】それじゃ、特に惜しいから、ぴったり表装をはめないで、御書体のまわりに一つ布をやって、そうして使ったら良い。そんなら良い。値段はどのくらいですか。

 

〔 質問者 〕四、五千円でございます。

【 明主様 】それは、惜しいな。今度持ってきてご覧なさい。私が見てあげます。うまく利用のできるような方法を考えてあげますから。

「『御垂示録』四号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p327」 昭和26年11月08日