〔 質問者 〕夫婦で、子供が欲しくても、子供がないために、人工妊娠というのは。勿論いけないことで。
【 明主様 】いけないですね。
〔 質問者 〕夫婦が了解のもとに、他の女に手をつけるという場合には、神様のほうでは、どういうことに。
【 明主様 】神様のほうから言えばいけない。けれども、こういうことがある。いままでの世の中が、本当の世の中でない……乱れきった世の中だから、ちょうど保険の制度があるようなもので、本当に良くなれば保険はいらない……ふつうの災難はない。子供ができないというのは、なにかの障りがある。それで、一種の便宜法として、養子をもらうとか、養女するとかいうことがあるが。霊的にはそこの霊統なんです。祖先のほうで、子孫を絶えさせないために、子孫に子供を生ませようとする場合、罪があって生めない場合には、近い系統にという……そういうことがあります。それを、もういっそう手っ取り早くするのが、いまの質問のようなのです。明治天皇が、それをやって大正天皇ができた。そういう間違ったことをしたので、ああいうことになったんでしょうがね。系統が絶えないようにと言うが、それはいけないですね。
〔 質問者 〕祖先はどちらが喜びましょうか。
【 明主様 】祖先は、絶えないほうが喜びます。しかし、祖先が本当のことは解らないんです。メシヤ教が出ない間は、仏教やなにかで、本当のものでないものに教育されているからね。だから、日本の天皇も、よくあれだけ続いたものですよ。けれども、夜の世界だったからね。昼の世界が近づいては……そういった物質ですね。形に捉われて、霊を無視しているのは、霊的には本当じゃないからね。もし許されるとしたら、金持ちで子供がないのは、いばって二号三号をつくる。やっぱり、世の中が乱れるからね。