御伺い 妻M・K(五三歳)昭和一八年以来御浄霊をいただいておりますが、一三年来の中風がだんだんと重くなり、最近は歩行も不自由になり痩せてまいりましたが、なにぶんにも下のほうの不始末で困りおります。以前お伺い申し上げましてから、前後頭部と延髄に重点を置いて御浄霊させていただいておりますが、これは一家中の悪因縁を背負ってくれているものと存じ、大切にしておりますが、下の不始末のために粗相があっては申し訳ないと思い、当人の御守り様は大光明如来様の御神前に置き、掛けさせておりませんが、これでお許しがいただけますでしょうか。また、妻にこのようなことがありますのは、まだ私の信仰の度合いが薄いゆえでございましょうか。御浄化のうちと心得てよろしゅうございましょうか。
御垂示 いけないですね。とんでもない間違いです。そんなに汚すことはないじゃないですか。大小便でしょう。御守りをそんなに下までやることはない。御守りは掛けなければいけない。掛けるためにいただくんですからね。紐がついているというのは、掛けるためなんです。それでなければ御守護いただけないですよ。よく、もったいないといって掛けない人があるが、これほど間違っていることはない。御守りは湯に入るときだけはずして、あとは絶対にはずしてはいけない。御守りですから、一時も離してはいけない。よく、怪我したりするときは、きっと御守りが原因ですね。この人もそれですね。根本問題は、御守りをはずしていることですね。固まりが溶けてきたんですが、こんなことはないわけですがね。悪因縁を背負っても、やはり神様に、それを取っていただくんだからね。もっと治らなければならないはずですがね、いま言ったように、御守りを掛けさせることと、それから御守りを汚すようなら、神様が汚さないようにしてくれます。それから、浄霊に力が入りすぎるんだね。こういう人は、そういった肝腎なことを考え違いしている。浄霊の力を入れてますね。力をできるだけ抜くことと、御守りと、頭を始終やってやれば、もっと良くなります。それから、首の横の両方を見てご覧なさい。固まりがありますから、それを良く溶かす。それから、尾・骨を良く溶かす。それを主にしてやってご覧なさい。もっと良くなってきます。