昭和二十六年十一月八日 『御垂示録』四号 (10)

〔 質問者 〕六百六号を打ちました場合、どこに来るものでございましょうか。

【 明主様 】一番特徴は頭です。これは例外がなく頭が悪くなる。というのは、精神病的に変になるんです。言うことがちょっと変になったり、考え方がはずれたり、そういうことがありやすい。六百六号でも、薄くやる医者と濃く使うのとあるが、薄ければ数が多いですがね。昔は一二本に限ったものですが、いまは、薄くして五〇本、六〇本もする。こっちがやったわけではないから解らないが、一番くるのは正確には解らないが頭ですね。

 

〔 質問者 〕小さいときに脊髄炎をし、血液を見ても、毒はないが、毒があるとみなして、とて一三本打ちました。

【 明主様 】みなすというのはおかしいね。理屈にならないですね。

〔 質問者 〕脊髄炎には打ったことがないが、結果が良かったら、みんなを助けることになるからと言うので。

【 明主様 】研究材料にされたんです。モルモットにされた。あなたが金を払ったんでしょう。先で金を払わなければならないですね。

 

〔 質問者 〕膿を止めるために打つと言うのですが、打っても膿は止まらないのです。どんどん腫れてき、約一〇年くらい。

【 明主様 】それだから、あなたは良かった。膿を止めちゃったらたいへんですね。そのときに六百六号も、膿に混じって出たに違いないですね。六百六号が固まるのは、そうとう年月が経ちます。そういう……出る場合には出やすいんです。

 六百六号が日本に入ってきたとき、若いのに頭が禿げている人があって、医者が……これは梅毒かもしれないのでと言って、頭に打った。松下という人です。それからしばらくして、頭が変になって、とうとう精神病になった。『天国の福音』かに書いてある。

 

〔 質問者 〕私も一時毛が全部抜けました。

【 明主様 】あなたは、頭は変にならないようですね。なってから治ったのかもしれないが、それなら大丈夫ですよ。

「『御垂示録』四号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p318~320」 昭和26年11月08日