〔 質問者 〕浄霊しておりますと、枕元に十字を背負った観音さんが二度お立ちになり、その瞬間に真っ二つになって落ちました。また、父が岩手県の金山に行っているとき、人間の死骸が菰包みになったのが見えました。そういうことはあり得べきことでございましょうか。
【 明主様 】ありますよ。そういうふうにして死ぬべきものだった。そういう運命だった。それが信仰のお蔭で助かった。それを知らせてくれたんです。正守護神が、そういうことを見せてくれた。
〔 質問者 〕目の錯覚では。
【 明主様 】そうではない。あり得べきものです。
〔 質問者 〕十字の観音様は。
【 明主様 】それは、その人の祖先で、観音さんに非常な御無礼をした人で、その罪によって……贖罪のためにね。
「『御垂示録』四号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p332」 昭和26年11月08日