〔 質問者 〕二九歳の男子、二四年入信。当時胸が悪く、御浄霊により良くなり、現在工場に働いておりますが、一日に数回、目の前に赤い火の玉が見え、大きいときは直径二、三寸くらいで、小さいときもありますが、どういうわけでございましょうか。光明如来様は御奉斎いたしておりますが、御屏風観音様はまだでございます。
【 明主様 】それはときどき見えるんですか。始終ですか。
〔 質問者 〕最近は始終でございます。
【 明主様 】光明如来様をお祀りしてからですか。
〔 質問者 〕さようでございます。
【 明主様 】それはやっぱり、その人の祖先でそうとう神格を得たそれが御守護しているんです。それが、ふつうは出ていても、玉になっているんです。形をしようと思えばできるんですが、ふつうは玉になっているんです。それが見えるんですね。
〔 質問者 〕目をつぶりますと目の先に、やはり大きいのは二、三寸の火の玉が見え、黄色でそれから紫色のように輝いているのが見えると言うのでございます。浄霊しているとき、軽く目をつぶっていると見えるそうです。私が天津祝詞を奏げましたら、消えました。どういうわけでございましょうか。
【 明主様 】それはそうでしょう。玉が下にいくからね。頭を下げるからね。祝詞というのは、最高のものだから、それによって喜んで聞くわけだね。敬虔<けいけん>な態度をもってね。
〔 質問者 〕先ほどと同じ意味でございましょうか。
【 明主様 】同じ意味です。玉の性質によって色が違いますね。いろんな神格を得てますからね。日の系統、月の系統とあります。白っぽいのもあります。赤いのは日の系統、白いのは月の系統、黄色いのは伊都能売になるわけですね。みんな信者のそういった祖霊が、正守護神に出世するのもあるが、別に憑くのもある。そこの家の祖先なら、祖先が、大いに人助けをして、自分の系統の罪ですね、それを減らしてもらおうという意味だから、いろいろと信者に気づけがありますね。危急なところを助かったりね。それはみんな、その霊が助けるんですよ。始終憑いていてね。助けるのは、そうとうな力を持っているわけですね。とにかく、メシヤ教に入ると、そういう正守護神にしろ、断然力が増えますからね。