それからもう一つは、BCG問題ですね。これは大騒ぎをやってますが、それについて非常に良いお蔭話を聞いたので、今度の『栄光』に出して、これを厚生大臣に送ってやろうと思ってますがね。
(御論文「BCG問題」朗読)〔「著述篇」第九巻五六四-五六五頁〕
つまりいままでは、結核が疑わしいのにBCGをやると、発病しないと言うのですね。ところでそれは、疑わしいというのは、要するに浄化が起っているか、起りかけているんです。それをBCGで固めるから、一年なり半年なり固まり、小康を得ている。というのは、BCGは一回ではいけない。というのは結局、本当に固まりっこないんですからね。いつか溶けるに違いないから、BCGを打った人は結局いつかは結核患者になってしまいます。そんなわけで、いままで固まった人も霊界のお浄化が強くなったから、固まらなくなった。固まらないで溶けるからです。そうなるわけだから、これからいろんな固め療法が駄目になってきます。結局薬じゃ駄目だということになる。それからこっちの舞台になる。だいぶ近寄りつつある。
「『御教え集』四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年11月01日