昭和二十六年十一月一日 『御垂示録』四号 (12)

〔 質問者 〕A・Tというおじいさんの家では、次々と不幸があり、最近おじいさんが結核で重態となり、長女は主人が亡くなり家に帰っております。亡くなった長男の子供が癲癇のようで、三歳くらいの頭脳です。明治になって、お稲荷さんのあった所を、道路を作るために、上のほうに移しており、おじいさんは猟人をしておりました。

【 明主様 】霊的にもいろいろありますね。頭脳の程度が三歳くらいというのは、赤ん坊の死霊ですね。赤ん坊が死んで、祀られていないとか、あんまり正当じゃない死に方ですね。

 

〔 質問者 〕癲癇のとき、顔が黒くなります。

【 明主様 】そういうのは、なかなか治らないですね。治らないことはないが、そうとう暇がかかりますね。光明如来様はまだお祀りしてないですね。

 

〔 質問者 〕さようでございます。

【 明主様 】お祀りして、一生懸命信仰して、人助けをすると、だんだん良くなります。

「『御垂示録』四号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p275~p276」 昭和26年11月01日