御教え いま、BCG問題が非常にやかましいですから、それを書いたんです。
(御論文「BCG問題」朗読)〔「著述篇」第九巻五六四-五六五頁〕
(御論文「B・C・Gの猛毒」およびお蔭話朗読)〔「著述篇」補巻三、五四二-五四三頁〕
これは新聞に出したら、厚生大臣に送ってやろうと思っている。つまりこれから、今年辺りは中毒が非常に多かったですが、あれはやっぱり霊界が変わってきたせいです。これからは、だんだん薬が……いま読んだ通り……固まらなくなりますから、薬に対して疑問が、だんだん起ってきますね。ですからいつも言う通り、結局お医者さん自身が、薬はいけないということになってくるんです。薬がいけないことになったら、医学というのは、要するに駄目になっちゃうんですね。医学としては、一番は薬なんですからね。薬が使えなくなったらおしまいになるんですね。それからですよ……こっちが出るのは、長いことはないですがね。だんだん近寄ってきます。いままで種痘について書かなかったですが、『文明の創造』の「科学篇」の一番肝腎なことなんですから、精しく書きました。最後に載せるわけなんです。
(御論文「種痘」朗読)〔「著述篇」第一〇巻二六〇-二六二頁〕
この中のお蔭話は、抜いた所がある。病院に行って浄霊するときは、医者の足音がすると、寝台の下に潜り込んだという所がある。医者が出て行って、看護婦も見えなくなったときにやったんですね。そんな具合にしてやったのが、こんなに治ったんだから、おおっぴらでやったらね。
御伺い 御浄霊をたびたびいただいていれば、そんなにひどくならずにすむものでございましょうか。
御垂示 そうです。これは天然痘がひどかったですが、種痘しなかったからです。だから医者のほうでも、種痘しない子は強いという。抑えていないからね。
御伺い 疥癬は、私が知っております限りでは、顔に出ないようですが、天然痘は顔に出ますが、その関係は。
御垂示 本当いうと、顔というものは出ないのが本当です。身体のほうが出るんです。というのは顔は始終晒しているでしょう。だから皮膚が強くなっている。まあ、厚くなっている。手なんかも出ないのが本当なんですが、天然痘はそこから、かえって出るんです。一つの罪穢れ……そういう点もあるわけですね。薬が原因ですから、だからして薬を服むということが非常に悪いんです。だから、一つの……その苦しみというのがあるんですね。けれども、この通りに簡単に治るんですから、われわれのほうでは問題にならないくらいのものです。だから、薬を止めてしまえば、だんだん結局なくなってしまうんですね……天然痘というのはね。
御伺い その奥さんが罹りました当時は、伝染が元になるのでございましょうか。
御垂示 そうですね。伝染もします。
御伺い その期間に危険を感じました場合に、御浄霊を熱心にしますればそんなにならずにすむわけでございましょうか。
御垂示 そうです。軽くすむわけです。疥癬ですが、疥癬というのは、種痘によって作られたものですね。ぱっと出てしまえば早いんですが、その代わり苦しいんです。私が、疥癬は二二年の末にやって、丸四年ですが、まだすっきりにはならない。だから、よく耳を掻いているでしょう。やっぱり疥癬です。だから厄介なものですよ。それからもう一つは、いまはやりの注射の原因……元というのは、種痘によって天然痘をふせげたと思ったために、種痘のように……病気に注射すればふせげるというので注射ができたんです。だから、注射というのは、種痘が元なんです。顔はあばたができずきれいにしたけれども、いっぽうまた非常な罪悪だったね。ゼン(善)ナーでなくて、アク(悪)ナーだね。