御伺い 私は本年一〇月、妻は七月に入信させていただきました。昭和二三年一〇月七日、長女Y出生後間もなく母親は乳脚気との診断を受け、母子ともに約一カ月くらいビタミン注射をやり、そのときYは音声の出ぬほどの重態になりましたが、注射後一〇日くらいで平常の状態になりました。その後中耳炎などを患いました。本年三月ごろ、Yの両耳が聞こえないことを知りましたので、医診を受けましたところ、親族結婚だからということで、聾唖学校へ行きなさいと言われましたが、その後も近所の医者に行き、五日くらいビタミン注射を打ちましたが、なんの変化もなく現在に至っておりましたところ、七月よりお道へ入らせていただき、会長先生、M先生より御浄霊をいただき、現在は私と妻とで御浄霊をいたし、ときどき先生よりもいただいております。ただいまも「ウマウマ」とだけはハッキリ申せますが、他のことは言いたそうにいたしますが、じれてしまいます。常に風邪気味にて発熱、喀痰があり、耳下腺顎下に固結があります。右は先天的な症状でございましょうか。後天的なものでございましょうか。なお、祖父は中風で、私の父は胃癌で死亡、現在母は中風で毎日御浄霊をいただいております。また本年七月、御屏風観音様を御奉斎させていただきました。
御垂示 固まりがあるんですね。それから、耳の病気は延髄が多いですよ。耳だから、ここ(耳脇)が原因だろうと思うが、そうでなく延髄です。延髄をやると、良く治りますよ。親の薬毒がここに固まっている。ビタミンもいくらか扶助している。ここ(咽喉)に毒が来た。たいしたことはないですね。これは治りますよ。三つだから、三つで「ウマウマ」言えば大丈夫です。ですから、いま言う延髄と、ここ(淋巴腺)の所に固まりがある。それですね。こういうときに少しも力を入れてはいけませんよ。ぜんぜん力を抜くと、こういう所は良く治ります。