御伺い 私の長男(K・S)本年三月初め視力がなくなり、その際御開示をいただきまして後、五月上旬御守護いただきましたが、その後二回浄化がございまして、現在は眼が翳み、目脂が出まして、眼がイライラいたします。私の家の先祖からお祀りしておりました地の神を、現在諏訪神社(村の産土神)として村でお祀りいたしております。また神社の裏にありました池を、現在は氏子一同にて水田として耕しております。昔、その池の魚は片目だとの伝説もございます。なお屋敷内にありました古井戸を埋めましたので、K明神としてお祀りしてございます。長男の眼の御浄化と諏訪神社と霊的に関係がございましょうか。お伺い申し上げます。
御垂示 関係があるでしょうね。もし関係があるとすれば片目の魚ですね。片目を治してもらいたいから、この子供に憑ったということになるから結構です。それを助けてやることになるからね。目が翳むのは結構です。これは治る過程です。目脂が出れば必ず治ることになっているから、そのために翳むんだからね。だんだんこうしているうちに
治っていきますからね。
諏訪神社、産土神……これは結構です。地の神が産土になったんだから、出世したわけで、かえって喜んでいる。別にこの人に祟るということはありません。食糧不足のときに水田にしたんだからたいしたことはない。魚の片目というのは本当ですね。それが憑って、治してもらいたいと言うんです。どうせ罪があるんだから、それも取れるので、結構です。浄霊は、悪い目を浄霊していれば治っていきますからね。
「『御教え集』三号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年10月15日