御教え お蔭話で、よく御霊紙を貼って、だいぶお蔭をいただいているという報告がありますが、浄霊で治りますけれども、御霊紙は、また特種の……特別の力があるんです。昔はよくこしらえて別けてやったものです。例えば瘍疔なんかできますが、御霊紙を貼っただけでも……その時分は御霊膏と言ってましたが、膏薬の膏ですが、瘍疔なんかはじきに治るんです。実に簡単にね。それから「おひねり」という一々小さい字を書いたものを作ったが、今度は御霊紙をこしらえましたから、今日から別けるつもりです。それは、勿論「オデキ」とか腫れものとか、そういうものに貼って良いし、それからお腹の中……体内の病気のとき、それを小さく切って、あるいはちぎってでも良いが、それを水で飲むと、非常にお蔭がありますからね。それがあると気強いですね。それを続けてやりたかったが、以前は非常にやかましくて、口に入れるものとかは、「われわれは消毒とかそういうことをしないから」危険だと言う。こっちはなんでもないが、他の宗教で、護符だとかを水で飲ませるとかやったが、あれをやかましく言われたから、私のほうもつまらないことで引っ掛かるから止したんです。今日はその時分とぜんぜん違いますからね。最近気がついたものですから、そういうふうにしたわけで、今度は大いに利用したほうが良いと思います。
「『御教え集』三号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年10月11日