昭和二十六年十月五日 『御垂示録』三号 (23)

〔 質問者 〕教導所で家が転々として変わるというのは、浄まりが足らないのでございましょうか。

 結構じゃないですか。大いに変わったほうが良い。変えなくちゃいけない、と言うなら、それで良い。だいたい、本部だってずいぶん変わりますよ。これからも変わる。
  

〔 質問者 〕一部の人は、あんまり曇りがあるから落ちつけないのだ、と言うのでございますが。

 そうですよ。曇りを取るために変わるんです。だいたい、曇りがない人なんて、いないです。
  

〔 質問者 〕信仰するその人にでございましょうか。

 信仰する人も、信仰しない人も、先生も、その家も、みんな曇りがある。
  

〔 質問者 〕やっぱり良くないと、世間で評判されるのでございますが。

 かまいません。神様がそうされるんですからね。

「『御垂示録』三号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年10月05日