(一)私は今年四月一九日入信させていただきました。入信後毎日のごとく下痢があり胸部、腹部、背中が張り、締められるごとくになり、常にガスが多量に発生いたし、時折胃部に丸い玉のような塊りができて動きまわり、胃を圧迫し苦しくなり、食欲不振など間断なき御浄化のため、家業(農業)が、入信後半休の状態でございます。私は盲腸を手術しており、そのときに腸を引き出して洗っております。盲腸の手術後に胃が悪くなり、四年になります。私の父は金毘羅様の熱心なる信者で、総代をしており、家は禅宗であります。その他に稲荷、龍神なども祀っております。私は入信前は生長の家を信仰しておりました。父は私の毎日の御浄化を見ては、金毘羅様に行って拝んでもらい、薬をいただけばすぐ治ると申し、救世教には反対をしております。私が入信と同時に御屏風観音様を御奉斎させていただきました。
(二)長女C(六歳)が生まれて一年と三、四カ月のころに突然に痙攣を起し、泡を吹き手足を硬くして、目がきつく恐ろしくなり、非常に苦しみました。その後は三〇日ないし四〇日に一回は必ず同じような引きつけをやり苦しみ、胃部に固まりができます。発作後は衰弱がはなはだしく、医師も不明と言っております。智能はまったく発達の様子が見えず、生まれたときそのままで、ただ「アーアー」と言うのみで歩行もできません。しかし動作は早くて、なんでも手当たりしだいに破っては口に入れて囓る癖があり、それ以外は常に夢でも見ているような状態であります。私の家の祖母が昭和一七年三月二六日に二度目の中風で死亡いたしており、祖母の死の直前の苦しみと、長女Cが発作時に苦しむ状態が非常に良く似ております。祖母の位牌は白木ですが、別に祀ってあります。最近私が在宅中に発作が起りましたので、御浄霊をいたしますと早く楽になりました。
(三)次男S(四歳)は生まれたときから骨が軟らかく現在に至るも歩行はできず医学では「クル病」とのことでございます。頭脳の働きおよび身体の運動状態は生後一年半くらいの程度でございます。目がきつく、鼻汁を常に出しております。
以上三名の御浄霊の箇所をお願い申し上げます。
御垂示
(一)洗っているとは蛙みたいだな。下痢は結構です。お腹の中に薬毒がたくさんある。玉のようなものはこれは霊です。邪霊ですね。金毘羅さんの霊ですね。金毘羅さんは海の神様で、漁師とか……そういう者を護るので、病気には関係がない。金毘羅さんというのは、邪神がたくさん邪魔してます。邪神が胃を圧迫してメシヤ教を止めさせようというんです。そうして悪くして、お父さんに憑って……総代をしているくらいですから……止めさせようというんです。これに引っかかるとたいへんです。それですから、その金毘羅さんの霊が邪魔しますから、治りがすっといかない。そこで、どうしたら良いかというと、この人はメシヤ教に徹底するんです。つまり邪魔されるというのは隙があるからで、信仰に隙があるからやられる。だからメシヤ教一本で断乎としてやり、できるだけ御神書を読むんです。そうするとやっこさんは駄目だと諦めて出ていく。いまは、本物と贋物との闘いです。そうするうちにお父さんが閉口するようになる。稲荷や龍神……こういうのも手伝いますからね。生長の家は、可もなければ不可もない。金毘羅さんに行けば治るというのは……これはやっこさんが憑って言わせるんです。メシヤ教に反対してという、これなんです。正邪の闘いが起っている。肉体のね。ここで迷ったら救われない。断乎として心で定めちゃう。そうすると先は来れない。こっちに隙があるからなんです。総代なんかに、メシヤ教に行かれたらたいへんな損害になるのでやっているので、危ないです。
(二)白木の位牌は長く置いてはいけないですよ。白木の位牌は四十九日までが本当です。それからはふつうの位牌でそれから先は霊が嫌がります。お気付けがありますよ。人間が間違うと霊界はちゃんとその通りに響きます。だから霊界では、行く所に行けないということになる。痙攣……これは水死して苦しんで死んだ霊ですね。赤ん坊だな。つまり生まれたての子供を、落っこちたか、投げ込んだかして水死したのを祀ってないか、あるいはそうとう大きくなってから流産したのを祀ってないので、行き所がないのでくっついた。動作が早いというのは、動物霊です。ですから、赤ん坊というのは、動物霊が生まれ変わってきたのですね。動物霊の習性が多分に残っている。夢を見ているようなというのは、死んだときの状態です。祖母の霊も憑いているらしいですね。ですから、祖母の霊が憑いているときは、祖母の状態を現わす。やはり、霊が二つも三つも憑く場合がある。人間と動物と両方憑く場合もあります。動物が憑って死ぬこともありますね。
(三)これは蛇の生まれ変わりだ。これは治らないことはないがね。蛇がまだ充分に浄化されないうちに生まれるからで蛇みたいにグニャグニャする。これは浄霊しているとだんだんふつうになってくる。鼻汁が出るのは非常に結構ですね。これは気長にやれば治ります。ずいぶんしかし、厄介な病気ですね。まあ……一生懸命に信仰して、一人でも多くの人を助けるようにすると、神様の御恵みによって……御守護によって早く治りますね。そうしているうちに、いずれお父さんも金毘羅さんを止めます。祖先のほうが変わるからね。