昭和二十六年九月二十日 『御教え集』一号 (2)

御伺い 昭和二三年入信の当年六二歳の私の父、去る七月一三日飲酒就寝いたし二時間ほどで目が覚めましたが、左手首がききません。痛みはなく肱から指先へ軽い痺れがあり、手首を上下に動かすことができず、物をにぎれば軽くにぎることができます。

 御浄霊はその日より毎日させていただいておりますが変化がございません。

 二八年前自転車より落ち肩の骨を折ったことがございますが、そのときは薬は用いませんでした。肱と肩に固結があり圧すると痛みがあります。入信前予防注射数本うったことがあります。

 どこを根本に御浄霊させていただきましたらよろしゅうございましょうか。御教えのほどお願い申し上げます。

御垂示 これは自転車から落ちて骨を折ったためではないですね。それがいまごろ痛むわけはない。予防注射ですね。そのためですから、押して痛い所、そこに薬が固まっているからそこを浄霊すればいい。これはなんでもありません。きっと治ります。力を入れちゃいけません。力さえ入れなければドンドン治ります。すべて、手や足の痛みなんかは注射と考えてみればいいです。前に注射をしたとか言うのはね。他にそんなことがあるわけはないですからね。

「『御教え集』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月21日