御伺い 九月一四日入信の信者でございます。昨年八月ごろより、急に一時的発作起り、妻だけを無意識のうちに叩いてしまい、そのうち意識が回復し、馬鹿なことをしたと後悔いたします。妻が八月一四日に入信させていただきましてより、発作が起ると妻の御守り様に手を掛け、なんとかしてはずそうと争います。私が御守り様をいただいてより一度しか叩きませんが、そのときは無意識に御守り様をはずして叩いてしまいました。なお入信させていただきましてより、浄霊をさせていただきますと、身体中を動かし、手は見えなくなるほどに振ります。私は南方に八年間軍籍にあり、デング熱病がありました。右御垂示をお願い申し上げます。
御垂示 霊的ですね。この霊は御守りが恐いんです。これは南方の狐らしいね。日本の狐とちょっと違う。しかし、だんだん良くなります。なるべく祝詞を奏げて聞かせてやる。するとやっこさんは萎縮するか、逃げ出すかどっちかです。浄霊はここ(額)です。ここにやっこさんがいるからここを主にしてやる。自分でもやるんです。だんだん良くなります。
「『御教え集』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p527」 昭和26年09月21日