昭和二十六年九月十八日 『御教え集』二号 (1)

御伺い 未入信F・S(二六歳)の長女(K)と申す一年九カ月の女児でございますが医師に脳水腫と診断され、最初一カ月半八回に渉って腰より少し上の脊柱から漿液をとり、その後も医師を変えて一週間続けて同じ場所から漿液をとりました。勿論なんらの効果もございませんので、今日まで一年間放置しておりましたところ、このたびお道にすがってこられましたので、前頭部から脳天のブヨブヨしている所を中心に脊髄、腎臓部を浄霊させていただいておりますが、浄霊の急所につき御垂示お願い申し上げます。

御垂示 頭がブヨブヨというのは、頭に薄い膿のような……水のようなものが溜まっているんですがね。これは前の世で、土左衛門で逆さになって死ぬか、落ちるかして、飲んだ水がだんだん頭に溜まったんですね。そうして、頭に溜まると同時に息が絶えちゃう。そういうのが生まれたんですね。だから別にたいした意味はないのですが、頭の水のある所を浄霊すれば良い。そうすると、だんだん霊的に治っていくから解決する、というわけです。別に難しい問題じゃない。それだけのことです。

「『御教え集』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p516」 昭和26年09月18日