昭和二十六年九月八日 『御光話要旨』神和会(8)

 結婚について、家のためとかをのみ考えて結婚をおくらせるのは本当でない。自分の好きなことをやる。好きな相手と結婚するのがよい。しかし、一応の常識はあるが、よく世の親などが、うちの娘は年ごろだから、早く片づけねばならないと、むやみにすすめるのはよくない。まるで、犬か猫の交尾のごとく考えてる者がいる。遊女ならともかく、あのここで注意しなければならないことは、結婚できないのと、してならないのとある。これを無理にやると、かえって不幸をまねく場合が多いのである。

「『御光話要旨』神和会発行 ,岡田茂吉全集講話篇第五巻p474」 昭和26年09月08日