御伺い K・T(六八歳、医学博士)は本年四月に左の乳癌を手術後六月ごろより下半身麻痺状態となり医学的処置なきため、七月一〇日より御浄霊をさせていただいております。御浄霊一週間にて麻痺部分にやや感覚が出て、手を触れて感じる程度になり、一カ月ほど経て背中に大豆ほどの「オデキ」が次々と出て現在も続いております。最近はわずかに尿意を感じてまいりましたが、現在胸元が息苦しく、食欲がいくぶん減退気味でございます。便通は付添人が押し出さないと出ない状態です。今後御浄霊を続けさせていただきますうえに、注意すべき御浄霊の箇所、御垂示お願い申し上げます。
御垂示 オデキが現在も続けて出るのは結構です。これは手術のためですね。麻痺状態というのは……乳癌の手術したらたいていは手が麻痺するんです。麻痺して手が腫れてくるんです。この人は半身全体が痺れたんですが、これは勿論手術のためです。乳癌を手術した人はそうなりますね。
背中に大豆ほどの……これは結構ですね。これは薬が出るんですからね。しかしこれは長くかかりますよ。つまり手術のときの消毒薬ですね。この消毒薬は、最初痺れて、それから他のほうにいって固まり……長いものですよ。
便通は無理に出さないほうが良いですね。こういう癖をつけると、よけい便通になりますから、我慢ができれば、半月でも一カ月でもほったらかしておくんですね。いつか出ます。便というのは出ることになっているからね。そうして気長にやっているとだんだん良くなってきます。ただ、こういうのは薬の性質と量が分からないと、どのくらい長くかかるということは分からないが、やるだけは少しずつ良くなってくる……ということは分かる。
それから光明如来様をお祀りしなければならない。それも無理ではいけない。それから御神書を読ませる。そうすると本当のことが分かってくる。そうしてお祀りする気分が出たらお祀りして……そうすれば、結局は救われるでしょう。