〔 質問者 〕鳴戸海峡では年に一度、一トンくらいの使い古した船を投げ込むそうですが、そのときは欠片が出ないそうです。他の日の事故のときは欠片が出るそうですが、そうなると、年に一回地軸に向かって垂れるものでしょうか。それとも常に地軸に向かって垂れているのでしょうか。
絶え間なくやっているんです。船を投げ込むということは、人間のほうの想念です。身代わりです。神様のほうは、すべて型で……大きなことを小さい型ですまさせていただくということができる。ということになっている。大きな難破をするとか、船に被害があるとかいうのを、小さくすまさせていただくと言うんです。人間の想念で吸収されていくんです。年に一度ずつ型をやるんですね。世界中の海の穢れが……だんだん穢されて、ごくしようがないものは、あそこに集まって地軸に行って、地熱で……何万度か分からないくらいのもので……焼かれて、浄まっていくんです。潮流の関係で出てくることもあるが、結局下に行っているんです。
「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p」 昭和26年09月05日