〔 質問者 〕母親が六月一七日より発病、医薬を用いた結果死ぬような苦しみをいたし、このお道を知らせていただいて、六月二九日に子供三人入信、御屏風観音様を御奉斎し、浄霊させていただいておりました。六月三〇日に死の状態となり、家中嘆いていたところ、十数年前に破損してしまってあった柱時計が動き出し、一生懸命御浄霊していると、コツコツ動き出し、びっくりして見に行くと、しばらくして動かなくなり、お母さんを見に行きますと瀕死の状態となり、七月二〇日午後九時ごろ霊界に行きましたが、そのとき部屋いっぱいに七色の光が出、仏壇にも光が見えました。一同御礼申し上げましたが、それから以後本人は農機具の製造をいたし、今年は乾天続きで、水を汲み上げる物を作っておりましたが、入信後一つも注文がないと言うので、なにか御神意があるものか、明主様に御垂示いただきたいと言うのでございますが。
それは商売を止めろと言うことだ。そして宗教専門でやれと言うことですね。祖霊の中で、信仰によって大いに徳を施してもらい、祖霊がみんな救われたい。それで、商売していては思うようにできないから止めちゃった。
「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p」 昭和26年09月05日