昭和二十六年九月五日 『御教え集』二号 (2)

御伺い 昭和二三年九月ごろより目が悪く、それより御浄霊をいただいておりますが、目の玉に「イボ」様なものができてときどき痛みます。家族九人中五人まで御守りをいただきまして、光明如来様も昨年二月にお祀りいたし、御浄霊は毎日いただけておりますが、まだ良く目が見えません。いかにしたらよろしいものでしょうか。

 また今年一五歳になる私の娘も、二カ月ほど前から、午前中に一回必ず発熱し、会社に通っている都合上医師の診察を受けたところ、結核三期と言われ、また他の医師に診てもらったところ肺浸潤と言われ、その後、またほかの医師に診察してもらったら、今度は肋膜と言われましたが、注射も薬もしておりません。本人はいまなお変わりはございません。やはり午前中は熱があります。霊的でしょうか。いかがいたしたらよろしいでしょうか。

御垂示 目が悪いというのは、良いんですがね。これは最初医者にかかったんですか。薬が入れてあると治りが悪いのですがね。それでなければ、目なんか必ず治る病気ですがね。ときどき痛いというのは結構ですね。これはここ(延髄)と前頭部と後頭部ですね。そうすると治るはずですがね。薬が入っていても治りますがね。目ばかりやっているんじゃないですか。目が悪くても、目ばかりやっていては治りません。前頭部、後頭部……元はここですからね。ここをやると良い。病気というのは、現われた所はあんまり効果はないんです。現われた所は舞台ですから、楽屋の所をやると良い。楽屋に気をつけて見つけるんです。ふだんから教えてあるから、それを守ってやる。

 それから、熱があるのは結構じゃないですか。発熱くらい結構なものはないからね。発熱さえしていれば必ず治ります。発熱するのは治る作用だからね。喜んでどんどん会社に通って良い。結核三期なんてでたらめです。肺浸潤とか言うが、肺浸潤をするんで、いかに毒が減るかを考えると……結構です。発熱したら喜んで良い。

 注射も薬もしてない……結構ですね。霊的じゃないですね。薬毒があるので、それが溶けるのです。これはほったらかしておいても治る。ただし急所がありますからね。急所を見つけなければならない。しかし、急所と言ってもきまってますからね。ここ(頸部)ですね。ここが一番熱がある。淋巴腺ですね。それから延髄のどっちかです。それから頭ですね。頭の……前頭部に寄ったほう……それを触ってご覧なさい。それをやるとすぐ治る。ちっとも心配いらない。医者なんかに行く必要はない。治りますからね。

「『御教え集』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年09月05日