昭和二十六年九月五日 『御教え集』二号 (1)

御伺い 二〇年前に流産をし、手術を受けてより、いつからかお腹に固まりができ、目立つようになったのは五、六年前からでございます。昭和二三年七月に御守り様をいただき、それよりずっと御浄霊をいただき、私自身もお道のために人様の御浄霊をさせていただいております。いまでは大光明如来様もお祀りしていますし、教師第二位のお資格も頂戴いたし、お道に専念いたしておりますが、依然としてお腹は小さくなりません。このごろでは足が腫れております。なんの因縁でしょうか。またどうしたらよろしいでございましょうか。

御垂示 流産して手術をしたのが原因ですね。お腹に固まりができたというのは、消毒薬の固まりでしょう。出血ですね。それが固まったのと、両方でしょう。そういうものだったら浄霊すれば出るんですが、どこか悪いんですね。なにか肝腎なものを切ったんですね。そこで、排泄すべき働きが鈍ったんです。鈍ったんで、その固まりが、つまり溶け難くなって出ないんですね。固まりはそういうものですからね。原理はそうです。これは後ろからやってやると良い。つまり尾骨ですね。その辺からやる。そうすると溶けます。急には良くならなくても、いくぶんか良くなる。後ろからやると良い。前からばかりやっていては駄目です。

「『御教え集』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p483」 昭和26年09月05日