昭和二十六年九月一日 『御垂示録』二号 (10)

〔 質問者 〕発熱してから八日経っており、ようやく頸が動ける程度になり、脳炎のような症状が終わったと思いましたが、脈が七、八十しかないそうです。生まれつき心臓肥大症と言われ、二〇に一つくらい結滞しており、京都帝大で調べてもらいましたが、原因不明でした。一二日に危篤になり、脈が一つに一つの結滞になり、胸の辺に、鉄瓶の中に氷を入れたときのような白い汗が二時間くらい出て、それよりいくらか落ちつきました。熱が高いときは脈が早くなり、低いときは結滞します。

 おかしいな。鏡のほうをお宮に入れ、御先祖を前にする。それを直してやったら良い。それと関係があるでしょう。さっそくやってやると良い。

 よく生きていたね。脳炎じゃないですよ。
 

 〔 質問者 〕心臓肥大症は。

 そんなのはないんです。やっぱり、先天性梅毒かなにかです。背中の固まりです。背中は痛まないでしょう。
  

〔 質問者 〕痛まないそうです。

 頸筋から背中のほうを浄霊していれば治るでしょう。

  

〔 質問者 〕便をしたいと言い、力みますが出ません。

 それは、便を止めては悪いと思っているからだ。止まってもなんでもない。
  

〔 質問者 〕朝一膳、昼一膳に牛乳を飲んでおります。

 その牛乳が便秘するんです。あれくらい便秘するのはないからね。なぜふつうにしないんですか。
  

〔 質問者 〕牛乳は止めさせたほうがよろしいでしょうか。

 そうですね。お茶漬がいいです。癖になっているんです。茶漬に香のものが良い。胃にも毒があるんです。熱が出たとき注意すれば分かるんです。
  

〔 質問者 〕三〇分もすれば、すぐとれます。

 根気良くやったら良いでしょう。だんだん毒を減らしていれば治ります。
  

〔 質問者 〕いまのような病気の人がおりますが、浄霊をした場合に、一度から二度上がっておりましたが、最近は下がるようです。これは溶けるためでしょうか。見当違いのためでしょうか。

 両方ですね。浄霊すると、溶けるために上がりますよ。それから、見当違いしても上がりますね。
  

〔 質問者 〕二、三日前から下がるようになりましたが。

 それじゃ見当違いじゃない。浄霊すると、これがこうなるでしょう(山の頂上までをお示しになる)。それをこうしなければならない(頂上より下までをお示しになる)。
  

〔 質問者 〕最初チフスではないかと言うので、流動物にしておりますが。

 チフスならすぐ治っちゃう。お腹をやればすぐ治っちゃう。
  

〔 質問者 〕頭がぼけております。

 ふつうで良いです。頭の浄化です。

「『御垂示録』二号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年09月01日