御伺い 本年一三歳の女子と九歳の男子二人が肺炎をたびたび繰り返し、その後しだいに目が見えなくなり現在二人脳膜炎のような症状でございます。弟のほうは二カ月ほど御浄霊をいただきまして、以後腹がはってきて御浄霊を嫌がります。三年前に家族四名が入信させていただき、その後大光明如来様、御屏風観音様を御奉斎させていただいております。御浄霊を嫌がることはなにか霊的関係がございましょうか。御浄霊箇所を謹んでお伺い申し上げます。
御垂示 肺炎は良い浄化ですからね。肺炎というものは、痰になってみんな出るんですからね。それを、痰を出さないようにする。そのときに熱がありますからね。頭を氷で冷やした。そこで頭の毒が固まってそれで視神経を妨げた。それで、見えなくなって脳膜炎になった。頭の中に毒を固めたんです。頭を良く浄霊すれば治りますよ。弟のほうですね。腹が張るのは、頭を浄霊すると薬毒が溶けてお腹に溜まるんです。ですから、これは薬毒によるんです。非常に溶けやすいのと、溶け難いのがある。お腹までは良く溶けて、それから小便にならないのがある。
こういう嫌がるのは寝たときにやってやると良いね。後ろをやると良い。背中ですね。頭の毒が溶けた場合は、これが胸のほうには行かないんですよ。背中のほうに行き、そうして、便とか小便とか……そういうふうになる。だから赤痢なんかも頭の毒が溶けて背中を伝ってお腹に行き、下痢になる。ですから、赤痢の原因は頭なんです。そうすると治ります。目も見えるようになります。やはり、そういうときは霊力が強くなくてはならないから……霊を強くするには力を入れないんです。強くしようとして力を入れると駄目なんです。一生懸命にやると、どうしても駄目なんです。なんと言うか、一生懸命に……気を抜いてやるんです。一生懸命になると力が入るから治りが悪くなる。そこで、落ちついてやったときは、かえって良く効くんです。