御伺い 五四歳の女一年前に延髄が痛み、頭が悪く医診は婦人科のためであると子宮手術をいたしました。その後はますます悪くなり口もきくことができず、食欲は二〇日間もまったくなく、リンゲル注射にて生命を保持いたしていました。七月より御浄霊をいただき、現在は食欲もあり、口をきくことができましたが、かつ最近御浄霊を嫌がるようになり、大小便を教えることなどもできなくなりました。なにか霊的関係がありましょうか。なおお救いいただけましょうか。
謹んでお伺い申し上げます。
御垂示 ますます悪くしたんですね。生命を保持したんじゃなくて治さないようにしたんです。これは霊的じゃないんです。医学的です。子宮を取ったんですからね。子宮なんてのは、女の生命ですから、それを取ったんでは駄目です。医学を迷信しているからね。他はなにもないですね。子宮を取ったためです。それからリンゲルの注射……これがまた悪い。よく薬で命を繋いでいるというのは間違いです。治るのを薬で治らないようにしていたんです。これはなんとも言えない。できるだけ子宮の付近と薬毒が固まっている所をやるようにしてね……最初、延髄が痛んだが、こういうのなんか、なんでもないんですがね。これ(延髄)は子宮とは関係がないんですよ。罪悪ですよ。
「『御教え集』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月28日