御教え 『文明の創造』の中の「医学篇」の中の病気については書いたから、いま総論に移っているが、総論の中の、最初の手術について、徹底して書いてありますからね。これを説明する場合に知っておく必要があると思ってね。
「医学篇」はだいたいできあがったんですが……もう少しでできあがりますが、その次に「宗教篇」があるのですね。「宗教篇」というのは神様を書いてある。こんなことはいままでやった人はないですからね。いままでの人は神様というと、頭から怖がって、罰があたるとか言って……恐怖心がありますからやりませんでしたが、これを大いにやろうというのは、神様を科学的に書いたんです。いままでは科学を霊的にですね。それを反対に、神様を科学的に解釈しようというので、これはよほどおもしろいと思うんですが、書いてみなくては本当は分からない。書いていると神様のほうからドンドンお知らせがあるので、 非常におもしろいと思っているのですが。 これから、いろいろな……政治、経済、教育……そういうものもすっかりやって、最後にはミロクの世の状態ですね。それを書く。よほど努力しないと……なかなか暇がかかるんです。
「『御教え集』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月18日