昭和二十六年八月八日 『御教え集』一号 (7)

御伺い 五二歳の子宮脱出せる者。御守護をいただき、子宮に付着せし毒素が取れ、鶏卵大に縮少いたしました。排便はふつうより数回多く出ておりますが、大腿部より上部全体が浮腫し、そうとうの水分が含まれ歩行にも困難の程度でございます。食事は半膳ほどいただいております。腎臓を特に浄霊いたしておりますが、浮腫について注意事項を御教示お願い申し上げます。

御垂示 この浮腫ですね。腎臓の浮腫と薬毒の浮腫と両方ありますから、例えてみれば、片方の股っ玉だけとかあるいは腰のまわりだとか、お腹だとか、そういう局部的の浮腫は、そこに固まっていた薬毒が溶けてきて出きらないで、しばらく溜まるのです。それから腎臓の浮腫はもっと大きな……全身的ですね。中には半身の場合もありますが、つまり顔がむくんで瞼が重いとか、体全体が重いとかですね。そういうふうに心得ておけば良い。これは局部的のようですからね。勿論腎臓も大事ですが浮腫のある所を浄霊すれば良い。

「『御教え集』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月08日