昭和二十六年八月八日 『御教え集』一号 (4)

御伺い U・Bと申す信者でございますが、昭和二二年に心臓肥大症および弁膜症にて入院数カ月ついに原因不明処置なしとて退院後浄霊を受け、最初はさしたる変化もありませんでしたが、入信後、頭部に微熱あるを発見、後めきめきと御守護をいただき、爾来今日まで健康に過ごさしていただきました。

 ところが七月二八日より非常な高熱にて、猛烈な頭痛に苦しみ頸部硬直し、意識も不明瞭になることもありましたが、数日後いくぶん解熱し、意識も戻りましたが依然として三九度五分前後の熱にて午前午後もさしたる変化はございません。頸部も左右には楽に振れますが、前後はまだいくぶん痛みを感じ、言語応答も少し意味不明のこともございます。両眼充血し特に左眼よりは涙と目脂が出ております。鼻汁は出ませぬ。

 御浄霊いたしますとその局部(特に頸部、前頭部)に熱が出始め、やがて多量の汗とともに解熱いたしますが、しばらくして、また高熱が出てまいります。日本脳炎のようにも存ぜられます。六〇歳を越したる老人でございますが心臓病以外さしたる病歴はございませぬ。

 御守護お願い申し上げますとともに御浄霊の箇所、その他注意事項御垂示のほどお願い申し上げます。

御垂示 これは日本脳炎的のものですね。ここ(後頭部)に固まってくる。根気良くやるとね。これは治りかけてきている。これは溶けかかってきているから良くなります。いくらか治り方が遅いくらいです。固いですからね。いったん柔らかになりますが、また固くなる。だから、それをやるのに一日に一〇回くらいやる。二、三十分おきにやる。すると二、三日で治ります。それをふつうの病気のときと同じと思い、一日一回くらいやったんでしょうね。

御伺い 毎日つづけてやっておりました。

御垂示 まあー結構ですがね。大浄化ですから、非常に結構ですがね。始終やっていたと言うのは。

御伺い 私はやっておりませんが、家の人が、やっております。

御垂示 だが、やり方に力が入るから、溶け方が遅い。

「『御教え集』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月08日