昭和二十六年八月八日 『御垂示録』一号 (28)

〔 質問者 〕神経繊維炎と診断され、若い時分に……縁談が始まるときから調子が悪くなり、多いときは一日に四〇本くらい注射を打っております。お道のことが分かり入信させていただき、最初は薬毒があり御守護いただけなかったのでございますが、側におりました方に霊が憑り、娘時代に男衆が惚れまして、ところがお父さんが、あんな奴は……と怒り、ほおり出されて死んだ後も、どうしても……霊界に行って忘れきれないので引っ張ったんだと言いますので、よく説得して、祀ってやるからと言うと、納得しまして、お蔭様で丈夫になり、お道の教師として奉仕しております。
こちらに参拝させていただき、帰りの汽車の中で苦しみ、大阪に着くと真っ黒いものを吐き、ごく最近に、一〇日一〇日に私どもの教会に参りますとうなり出し、非常な苦しみで、他の助手の方は徹夜で浄霊をさせていただき、帰られますとケロリとしており、西宮にまいりますとき、座談会、月並祭ということになりますと浄化をいただき、洗面器いっぱいに吐きます。あとで紫色になりますが、血だろうと思います。ときには手足が冷たくなります。
よその先生の紹介で下を貸していましたが、その人はどうしても解らないで、最近嫌がらせをして、煎じ薬を煎じたりしているので、臭いが上ってきて困っております。

 そこが教会とすると、多勢そこに住んだらどうですか。
  

〔 質問者 〕女の人で未婚ですから、適当な方がございませんので。

 浄化は薬毒ですよ。ですから、そう長く続くものではない。ただ、下の人間は……やっぱり時期ですよ。時期が来るとパッパッといく。まだ時期が来ないから、清められてるわけですね。もう少しやっているんですね。そうするとうまくいく。

「『御垂示録』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月08日