昭和二十六年八月八日 『御垂示録』一号(1)

  『東京日日新聞』も邪神がやっている……最後までやらなければ。やっぱり龍神ですからね。蛇を切っても尻尾だけ動いているでしょう……あれと同じです。邪神はメシヤ教が恐いんです。他には勝つんですが、メシヤ教だけは勝つことができない。どうしても勝つことができない。邪神の頭領は赤龍と黒龍ですからね。私は金龍ですからね。神軍戦史と言うですね、邪神との闘いですね。邪神をいろいろやっつける戦いですね。去年の事件も、教団を乗っ取ろうというのですね。実にうまくやったものです。しかし九分九厘のところで……神様にね。邪神も年々弱ってくるね。一番最初は短剣を持って私を殺しに来た。それが一番最初の邪神ですが、時代も違うわけですね。一番その犠牲になったのはキリストですね……あんな若くてね。観音会始めて間もなくね……指圧療法で……そのときちょっと人を冷やかすようなことがあり、その後冷やかすこととあべこべにどんどんこっちが出世した。それでくやしがってしようがない。ねたみですね。

 自分らは相変わらず三文記者でウロウロしてますからね。癪に障ってしようがないでしょう。
  

〔 質問者 〕新聞でなく単行本で宗教をあばくというのを出しましたが、明主様にお会いしてからは、非常におとなしくしております。

 そうですね。新聞にもちょっと小馬鹿にしたような……そんな程度です。

「『御垂示録』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻p97」 昭和26年08月08日