昭和二十六年八月五日 『御垂示録』一号(9)

〔 質問者 〕松江の倉橋忠二(四九歳)は今月の雷鳴のときから頭痛がし浄霊すると霊動いたします。合掌したまま手を上げるだけです。強羅に出発直前、御神体にお参りするとき霊動をし、家の者が浄霊をしても治まらず、教師の方が来て浄霊すると「自分は神素盞嗚尊であり、主神に三千年の罪をお詫び申したがお許しがない。お参りしてお詫びする」と言って鎮まりました。長く霊動いたした場合の処置はいかがしたらよろしいでしょうか。

 それは本当です。松江は、日本における素盞嗚尊の住居です。素盞嗚尊は私にお詫びしなければならないことがある。素盞嗚尊は一人ではない。お詫びしたのも、しないのもいる。神素盞嗚尊は私の先祖に対し、ひどく罪がある。素盞嗚尊の霊が解決したら、他の霊が憑るかもしれない。今後の様子をみてみなさい。

「『御垂示録』一号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年08月05日