--御仏壇に供物をおあげする場合の注意。
屏風観音を祀ってある場合、お膳は屏風観音と祖霊様と二つおあげするのが本物である。しかし仏壇が小さい場合、やむを得ず、すなわち、お膳を一つだけあげると祖霊はお許しを得ていただくことになる。二つあげると祖霊は自由に食べる気軽さがある。
しかし、すべて家に相応していないと霊は苦しむもので、仏壇が大きいのに、なにもあがってないなんて苦しみますよ。これはね、霊界の祖霊の中で、八衢あたりの霊が物を運搬する役目の者がいる。この者が御用することによって位が上がるのである。その功徳によって向上するのであるから、お仏壇には、きれいな花とお供えものはあげておくべきである。
「『特別御面会御光話』神和会,岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年07月08日