昭和二十六年七月八日 特別御面会御光話 午後の部(33)

--お盆には世間でやってるように、茄子やきゅうりをあげてお祭りしてよいのでしょうか。

 ええ、差し支えありません。そうするのがよいので、これは釈尊が、毎年一回日を決めて、地獄にいる霊を、子孫の家に還らしてくださるのである。

 その日は地獄の釜の蓋が開くというが、とにかく地獄の祖霊も仏壇へ招かれて、子孫に供養される。地獄の霊もそれを知っていて待っているのである。

 お盆には、その土地土地で、儀式を行なって迎えるのであるが、おがらを焚くのは、ここからお入りなさいという目印で、これはいままで夜の世界で暗く、霊がまごつくからである。

「『特別御面会御光話』神和会,昭和二六年七月八日,19510708,岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年07月08日