昭和二十六年七月八日 特別御面会御光話 午後の部(12)

--私は四年間、観音様のお姿を見さしていただいておりますが、最近の観音の姿が変わりましたので、重ねて教えを願いとう存じます。(『地上天国』一三号〔第三巻四七七-四七九頁〕参照)

 この質問をされた方 東京都S区A・T氏

 注--このA氏は現在の観音の姿は、蓮華の上に坐ってなにもお持ちになっておらず、蓮華の花弁もうすらいで見えるそうです。お姿の背後に十字架があり、キリストの十字架は  であるが、この十字架は  でありますと。

参考事項 「霊視能力について」(『教えの光』〔第五巻三二五頁〕参照)

 すべて、霊視能力は憑霊のためで、そのほとんどは狐霊である。狐が憑ると霊が見えたり、声が聞こえるのである。精神病者は右の能力が顕著である。ゆえに普通人がそうなることは危険である。しかし、特殊の場合、一時的見える場合差し支えない。始終見えるのはよくない。精神病者がよく空間をみつめているが、これは医学では幻覚といい、聴こえるのを幻聴という。正守護神が視せる場合があり、その際狐を使うこともある。

「『特別御面会御光話』神和会,岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年07月08日