昭和二十六年七月一日 『御垂示録』六号(13)

〔 質問者 〕「正しい」という字ですが、一を止めると書きますが、なにか。

【 明主様 】一を止めると言って気にする人もあるんです。ところがね、つまり、下と上と両方になる。下という字と上という字は、両方こうなっている。それが「正しい」という。

 

〔 質問者 〕人間の名前につけると悪いと申しますが。

【 明主様 】そんなことはない。悪いと言うよりか、良すぎるんです。と言うのは、霊が相応していれば良いが、霊より名前のほうが良すぎるからです。調和しないからです。だから天という字を書くと、必ず失敗する。と言うのは、良すぎるからです。天皇は別ですがね。ふつうの人間は地に住んでいるから、天じゃ高すぎる。

「『御垂示録』六号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年07月01日