昭和二十六年七月一日 『御垂示録』六号(10)

〔 質問者 〕一軒の家で御神体は、二体様お祀りしてはいけないとの御教えをいただいておりますが、農家で母屋に兄が住み、離れに弟が住んでおりますが、両方に御神体をお祀りいたしております。弟さんのほうは座談会に行かせていただいたりしております。

 兄さんのほうは、そこの家を守り、弟さんのほうは宗教的宣伝をするというのですから、別々でかまわない。かえって別々が本当です。片っ方は農家の家を護って……やはり祖先はいるが、倒れたりするのは嫌がりますから、家を御守護して、弟さんのほうは宣伝を主にするので、別々だからいいんです。

 

 〔 質問者 〕母屋は良い部屋がなく、離れに立派なのができておりますが。

 それで良い。霊界ではそこが中心になっている。

「『御垂示録』六号、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年07月01日