昭和二十六年六月二日 『御垂示録』六号(7)

  --淡路島で、一〇くらいの子供が浄霊にみえ、祝詞を奏上させていただきますと、「先生の口から黄色の光が出る」と申します。「馬鹿」などと申しますと「黒い色が出た」と申しておりました。申し訳ないことではござ  いますが「御神体から光が出ているか」と聞きますと「出ている」と申します。「なんの御文字からが一番出て  いるか」と聞きますと「明の字が一番きつい」と申しました。電気を消して隣の部屋から「白い着物を着ている  人はいるか」と聞きますと「この人はこのくらい」と申しておりました。未入信の方はほとんど見えないそうで  す。

 神様がそういう子供を使うんです。そうして、みんなに証明されるんです。本に書いたくらいだけでは信用できない人がたくさんあるからね。それを見せるには、邪念があってはいけないから、子供を使って、見せて知らせるんです。あんたが言うだけでも、ここにいる人はなるほど本当だということになる。それは書くんでしょう。

  --さようでございます。

  --奇妙な胸をしているのは、前世の関係でございましょうか。

 死ぬとき、拷問みたいなもので、押さえつけられた。そういったものの再生です。

「『御垂示録』六号、19520125、19510602、岡田茂吉全集講話篇第四巻」 昭和26年06月02日