昭和二十六年五月二十五日 地天24 「教えの光」(12)

--御浄霊の際は手の力をできるだけ抜くように御教えをいただきましたが、同様に御光が目的箇所へ浸透するように念ずる人間念力も、できるだけ放下すべきでございましょうか、その方便として、側見をしたり、他の考え事をしてもよいということになりますと思いますが、いかがでございましょうか。また御光は直線に進むものでございましょうか。直線に進むといたしましたら、掌の面を浄霊箇所に対し、そのように合わせなければなりませんと思われますが、いかがでございましょうか。お伺い申し上げます。

 手の力をできるだけ抜くことと、患部に奥深く浸透するようにする。この矛盾のような方法であるから、熟練が肝腎である。次に霊射は勿論直線である。アインシュタインの説のような光線屈曲はないのである。

「『地上天国』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻」 昭和26年05月25日