--私はある婦人を御浄霊しておりますが、死一歩手前を御守護によって御救いいただきましたが、主人は無能力で働くことが大嫌いで、本人主人とも御教修はいただきましたが、感謝の念が薄いようで約一年余の間、御礼はぜんぜんいたしません。
右のような場合御礼をいただかないで御浄霊をしても、神様からお許しいただけるのでございましょうか。それとも一時本人が目醒めるまで放任していたほうがよろしいでしょうか。
放任したほうがよろしい。そんな恩知らずの面倒をみるのは、神様にもったいないのである。時期が来て、本人が心から目醒め、おすがりしてくれば、神様にお詫びして、御救いを願えばよいのである。
「『地上天国』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第五巻p」 昭和26年05月25日