昭和二十六年五月二十日 『教えの光』(天文、地文、易学、人事)(8)

御伺い 生まれ年、生まれ月が人間の運勢、性格に影響があるのはいかなる関係でしょうか。

御垂示 人間には気がつかぬがあらゆるものに変化がある。その年の気を受けるという、気候でも春夏秋冬あり、一カ月間にしても雨が多かったり天気が多かったりし、日によってもそれぞれ違う。霊的にそのときの気を受けるというわけである。ついでにほかのことも話してみよう。私は一二月二三日に生まれた。本来二二日は冬至で春分は二三日が本当である。二二日は最も日の短いときだ。いまの皇太子も同じ日に生まれられた。しかしこういうことはきっちりきまったものでなく、ある程度の影響を受けるのである。この意味において何の年生まれはどうだとかいうことはある程度当たる。私は午の年の午の月の一白に生まれたというので、将来、人の頭になるということを言われたがこれは当たっていると思う。

「『教えの光』、岡田茂吉全集講話篇第五巻p311」 昭和26年05月20日